skyclear.wixsite.com/aircraftphoto
YS-11 ギャラリー
戦後初の国産旅客機YS-11。今では、国内は自衛隊のみでの運用となっています。
このページでは、航空自衛隊が運用している3機種(懐かしいロールス・ロイスのエンジン音を奏でる「FC」、エンジンをパワーのあるものに換装したいわゆる”スーパーYS”の「EA、EB」)と、博物館に展示されてあるYS-11を紹介しています。
また、実際の飛行動画をYouTubeにアップしていますので、よろしかったら、サウンドも含めて、そちらもご覧になってみてください。
【主要スペック】
分類 飛行点検機 乗員 5人 全幅 32.00m 全長 26.30m 全高 8.98m
【エンジン】
搭載数 2基 名称 ダートMk542-10
【性 能】
最大速度 約245kt 航続距離 約2,300km
※防衛省 航空自衛隊 主要装備「YS-11FC」ページより引用
YS-11FC 飛行点検機
中身の装備は違えど、民間で使用されていたYS-11とほぼ同じといっても良いのではないでしょうか。
ロールス・ロイスのダートサウンドが聴ける、色々な意味で残り少ない希少な国産飛行機といえると思います。
懐かしい「ダートサウンド」エンジン。
飛行点検機同士!
YS-11EB 電子測定機
すでに、後継機となるC-2の試作機を活用した「次期電波情報収集機」が配備に向けて入間基地などで、飛行訓練をしているようです。
このYS-11は、電子測定のための機器類などの装備品増加に伴う対策として、エンジンがP-2Jで使用されていたGEのものに換装されパワーアップが図られているそうです。そのためか「スーパーYS」なる呼び方があるようです。
エンジンナセルの見た目も太くなり、プロペラも4枚から3枚になっています。もちろん、昔懐かしいロールス・ロイス「ダートエンジン」のサウンドではありません。
エンジンナセルが太く、突起物が多いせいかパワフルな飛行機に見えます。
YS-11EA 電子戦訓練機
YS-11EBと同じスーパーYSで、カラーリングも同じですが、EBにあるレドームの突起がなくすっきりした感じです。
真上を通過す際は、プロペラの「ヒュルヒュルヒュル」という回転音が聞こえます。
博物館展示のYS-11
戦後初の国産旅客機として日本の空を飛び、新幹線と並んで、技術立国日本の象徴のような存在だったのではないでしょうか。
そのためか、ファンも多く、退役後は各地の施設で展示がされたようです。中には、維持管理ができず朽ち果てスクラップになってしまったものもあるようですが・・・
大空を舞っていた飛行機が、朽ち、壊されていくのは、なんだか忍びないです。展示されているところは責任をもって維持管理してもらいたいものです。
ディスプレイ全盛のコックピットからすると、レトロな感じがします。
エアーニッポン
元はJCAB JA8720
日本エアコミューター